◆6月号 『人生をわくわく生きる』
【人生をわくわく生きる】
京都にあるNPO法人「こころのはな」で脳科学者の茂木健一郎氏と六甲山で小・中学生の個性を伸ばすスクールを主催する炭谷俊樹氏を招き「人生をわくわく生きるために!」という講演会がありました。
茂木先生、炭谷先生とも東京大学を卒業されているのですが、現代の偏差値重視の教育システムに限界を感じているとのことでした。
決められた枠の中で競争をさせることも大切ですが、それに対応できない子供たちがいるのです。自分の個性に気づかず、劣等感の中で苦しんでいるのです。自分の個性が何なのかは、自分ではわからないものです。それに気づかせてもらえるような教育システムが必要だとお二人はおしゃっていました。
企業経営でもそうですが、成果主義、標準化などシステムばかりが先行すると、成長はできるものの永続的な前進は難しいと思います。
バランスが必要です。そのためには経営者が掲げるビジョンに共感できる社員を集め、画一的なやり方ではなく、それぞれの個性で目標に向かっていくことが大切です。
人にはそれぞれ自分に合った役割があります。その役割に自分自身が気づき、伸ばしてくことが、わくわく生きるコツだと感じました。
2017年 6月 14日