◆3月号 『固定観念を捨てる』
【固定観念を捨てる】
若手人材不足が叫ばれる昨今、弊所も正社員の平均年齢が50歳に近づき、中長期的に高齢化が見え始めてきましたので、昨年の夏から若い人材の採用に取り組み始めました。
半年間の採用活動の結果、昨年末に20代の未経験の社員2名を採用することができました。
採用には教育がセットになりますが、弊所は何も教育システムはありません。キャリアの長い社員たちばかりで、当時の教育の仕方は「先輩の仕事を見て覚えろ」でした。
しかし、この時代に見て覚えろ、では「何も教えてくれない」と不満になってしまいます。教育をするメンバーに「自分の時は何も教えてくれなかったり、ミスをして怒られたりしていましたが、今はそういう時代ではないので、こうあるべきという様な固定観念は捨てて教育をしてほしい」ということを伝えました。
なぜなら、固定観念を捨てることで、過去からのこだわりがなくなれば、感情的な摩擦は減少するからです。
また、何がよくないのかという理由をセットにして指導する様にしました。例えば「多忙な経営者に面倒をかけてはいけないので、その都度書類を依頼するのではなく、漏れのないよう一回でまとめて依頼をすること。」という様な指導を心がけています。
2017年 3月 17日