◆5月号 『お金を貯める意味』
【お金を貯める意味】
多くの人は将来のお金に対し漠然とした不安を持っています。
企業でも、家庭でも(お金を貯めなくては)と思いながらも各種の支払い、借入金の返済など、どうしても優先順位が高いものにお金が流れていってしまいます。
企業の場合(家庭もそうかもしれませんが)収入が増えれば楽になると思い、収入を増やすことを考えますが、規模の拡大に応じてたいてい支出も増えていきますので、なかなか貯蓄にお金がまわらないようです。
そんな状況で、お金を貯めることのよくある意味づけの一つとして「いざという時のため」でお金を貯められる方は、質素倹約をしているのですが、それができないのが人間です(笑)
そういう場合は、お金を貯める意味づけを変える方法がいいかもしれません。将来、何をしたいのかを明確にして、必要なお金を逆算し計画をたてるのです。お金の使い道を決めてからお金を貯めればモチベーションも保てると思います。
お金は貯めることを目的とするのではなく、何に使うのかを明確にすることで人生にとって大切なことが明確になり、より豊かな人生を送ることができるのです。
2016年 5月 13日