◆7月号 『報告・連絡は自己表現』
【報告・連絡は自己表現】
ビジネスマンにとって欠かせないことのひとつに、「報告、連絡相談、確認」があります。仕事の基本であると頭でわかっていてもつい、忘れてしまう方が多いのではないでしょうか。
依頼をしてきた人は、結果がどうなっているかを無意識に待っているので、報告がないと無意識に不安になります。
逆に言えば、きちんと報告をすることで安心感と信頼感を相手に与えることになります。もちろん、依頼した側にも責任があるので確認することが必要になります。
しかし、人は面倒を避ける生き物です。
依頼する側からすれば、きっちりと報告や連絡をしてくれる人に依頼をしたくなります。不安を感じる人には依頼したくありません。
つまり、報告や連絡はただの作業ではなく、相手を心地よくする自己表現の瞬間なのです。義務ではなく思いやりなのです。
仕事を完成することがゴールではなく、ほんの少し意識を変えて依頼した人に安心感や信頼感を与えることをゴールにすると、人生が大きく変わると思います。
2015年 7月 9日