◆2月号 『戦後70年』
【戦後70年】
最近、新聞や雑誌で相続税増税の内容が増えてきました。
その影響なのかもしれませんが、クライアントのご家族から相続税の試算をしてほしいという依頼が増えています。
試算をして現状の税金を確認し、遺言書や税金のアドバイスをすると皆さん安心するようで表情が明るくなります。ご家族も一緒に同席するようなオープンなご家庭のケースでは、いい意味で家族の絆が深まっているような気がします。
先日も、ホームページを見て相談に来られた方がいました。
遺産分割でもめて困っていました。税金対策よりも家族がもめないための準備が大切だと感じます。
普段は、世代の近い経営者とお会いする機会が多いのですが、その方の祖父母は戦前に生まれた方も多く、戦争当時のお話をお聞きする機会があります。
戦時中は女性が竹やり訓練をしていたこと、名古屋市内が焼け野原になったこと、玉音放送を工場で聞いたことなど、終戦当時の貴重なお話をたくさんお聞きしました。また、戦後まもなくは男性が少なく路面電車を10代の若者が運転していたそうです。
今年は戦後70年の節目の年です。当時の体験をお聞きすることで改めて戦争のない日本の有難さを感じることができました。
2015年 2月 6日