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◆ 2月号 『売上をあげることについて』

【経営者との面談のなかで感じたこと】
『売上をあげることについて』

 
経営者の方たちと売上について話すことが多くありますが、売上があがっている会社の共通点は自社の商品やサービスなどに、経営者、社員一同、絶対の自信を持っているということです。言葉を変えて言えば「売上を増やすのではなく、増えていくと信じている」のです。

私は「増えていくと信じている」ということに、いつもパワーを感じます。

なざなら、信じているということは、経営者や社員がその商品などを提供するときの説明に輝きを感じるからです。

さらに、売上をあげることができなかったことも、よりよい提供の方法を学ぶチャンスができたというように、喜びになっているのではないかと感じます。
今一度、自社の商品やサービスのいいところをお考えになってはいかがでしょうか。

今月の『力がある言葉』 ⇒ 「クレームがあったときの対応で差がつく」

 

不動産賃貸業の社長が「借主から建物や内装などの施工業者の仕事にクレームがあったとき、施工業者と一緒に急いで現場に駆けつけますが、その時は借主に自分が全面的悪いと謝罪します。」と言われました。クレームについては、こちらに非がある場合は早急に対応して謝罪することが鉄則ですが、このように明らかに施工業者に不手際があった場合でも、自分の責任だと謝罪するそうです。その方は意図的に施工業者の前で自分が悪いと謝罪しているのではなく、この物件のオーナーは自分なので、クレームは自分の責任であるというポリシーから、そうしているのです。「また、借主は物件が早く直れば、誰の責任でもいいのです。ここで責任を施工業者に追及することに意味ありません。さらに優良な施工業者ほど、それを恩義に感じ、次から一切不手際がなくなります。」と言われました。

一般的に不動産賃貸業というと、借主との間に管理会社を入れ、その管理会社に入金からクレーム処理まで任せて不労所得を得ているというイメージがありますが、現実は一般企業と同様に些細なトラブルの連続で、それを解決することが仕事なのです。

その方の賃貸マンションは常時満室で、隣にある他社の同種の賃貸マンションは、いつもガラガラだそうです。今回は見えないところで絶対差がつく事例をご紹介しました。

 

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2012年 7月 25日


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