◆ 12月号 『利益を出した瞬間が要注意』
【税理士はこう使いこなそう!】
『利益を出した瞬間が要注意』
税理士は数多くの決算を作り上げていきますが、そのほとんどの企業の業績は、山あり谷あ
りの連続になっています。
今回は、特に利益を計上したときに注意すべきワンポイントアドバイスをしようと思います。
バブルで失敗した経営者の多くは、予想以上の利益により資金が多額に増えた時に、リスクの高い投資や、無駄遣いをしてしまいました。
せっかく頑張って高収益会社を築いても、前もってお金の使い方を計算していないために、そのときの感情で出費をし、失敗をしてしまったのです。
つまり、ここに継続し続ける会社とそうでない会社の決定的な違いがあります。
税理士と一緒に「利益が出た後のお金の計算」もしてはいかがでしょうか。
宝くじが当選した後に、自己破産してしまう人が多くいるということも、お金が入ったときの支出のイメージができていないことが原因ではないでしょうか・・・。
今月の『力がある言葉』 ⇒ ?? ???????? ??????? 「釘を打つように人は成長する」
「社員が思ったように動いてくれない。」「もっと自分から率先して仕事をこなして欲しい。」「社員を雇って仕事を任せてみたが、自分でやったほうが早い。」など社員さんに対する不満の声をよく聞きます。経営者の視点では、どうしても社員さんに対する欠点が最初に目についてしまうようです。ある、自動車二次流通会社の社長から「釘を打つように人は成長する。」という言葉を教えていただきました。つまり釘を打つときは、最初は大きな力が必要だが、ある程度すすむとスッと釘が打てるようになるように、社員に対する教育も最初はエネルギーが必要だが、労を惜しまず、社員を信頼して教育すると、スッと人は成長するということだそうです。その会社は、体に障害がある方も積極的に採用しています。そういう障害のある方も皆さん笑顔で働いています。
2012年 7月 24日