◆ 12月号 『発想の転換』
【発想の転換】
どんな業界においても経済規模の縮小により今までの経営スタイルのままでは厳しい状況になってきています。
経費の削減も出来る事に限界がありますので、こんな時代でも利益を確保できる新たな商品やサービスの提供が不可欠になってきました。
値引き競争だけでは最終的に利益はなくなってしまうということで最近は新たな商品やサービスを生み出しているというお話を耳にすることが増えてきました。しかし、その新商品などを、どんなお客様に提供するのかをお聞きすると、ほとんどが今までお付き合いをしていただいているお客様から販売を開始しているようです。
もちろん長いお付き合いでお世話になっているお客様からは販売を開始することは大切ですが、革新的な新商品などは付加価値が大きいことで、今までのお客様にはミスマッチになってしまって販売に至らないように感じます。
そんな時は今までの考えを白紙にして発想の転換を図ってはいかがでしょうか。近くの取引先ではなく、今までは考えもしなかった業界の大手企業から販売していくこともありではないでしょうか。
うちなんか相手にしてもらえないというのはこちら側の思い込みという場合もあります。大手企業ほど実は付加価値の高い新商品などを求めているのではないでしょうか。ぜひお試しください。
2012年 12月 20日