◆ 10月号 『伸びている企業のポイント』
『伸びている企業のポイント』
経済が混迷している昨今でも業績が伸びている企業があります。
伸びている企業の多くは、強みのある商品やサービスが強い営業力マーケティング力によって販売されているように見えがちです。
しかし、伸びている企業の多くは画期的な商品があるわけではなくて、お客様にとっての独自性が明確になっているので伸びている、と いう場合が多くあります。
独自性と言うとそれこそ画期的なものととらえがちですが、実は他の企業よりも少しだけお客様にとって良いことが独自性なのです。
商品なら儲かる商品だけを扱うのではなく、お客様にとって必要であれば赤字になる商品も用意してあげるということなどがあります。
赤字の商品はどこも扱わないのでお客様は当然困ります。そういう事情を理解していただけるお客様とってだけは独自性なのです。
(例えですので赤字商品まで販売して下さいという事ではありません)
価格競争に流されそうだ、また、新しい商品やサービスを販売した方がいいのではと迷っているのであれば商品やサービス、その提供の仕方など、失敗を恐れず見直してみることをおすすめします。
改善事項がわからないのであれば、率直にお客様に聞いてみることもよいのではないでしょうか。
2012年 10月 19日