◆ 8月号 『言う勇気と受け止める包容力』
【言う勇気と受け止める包容力】
人間社会のコミュニケーションは言葉で成り立っています。
言わなくても伝わるという事は案外少なく、ちょっとしたことを言い忘れたり、何度も同じ事を言うと嫌がられないかと変な気を遣ったりして、コミュニケーション不足から仕事に支障をきたすことがあります。
私も、どちらかというと何度も同じことを言われたくないタイプです。
これは、自分の行動の遅さを棚に上げ、親から小言をいわれたときに「今やろうと思ったのに言わないで。」と反発していたころのトラウマだと思います(笑)さらに、自分が何度も繰り返されるとイヤなので他人も同じだと思い、自分が嫌われないように何度も言いませんでした。
しかし、ある経営者の方から「わかっていることかもしれないが、それをあえて何度も言葉を発して確認するようにしている。この小さな確認作業が自然にできる風土が仕事の質を向上させるとともに自分の備忘記録となる。」というアドバイスを受けました。
わかっているかもしれないことをあえて言う勇気は必要です。
また、言われた方も、それを受け止める包容力が必要です。
自分には「勇気」も「包容力」も不足していたと深く反省しました。
前提によい人間関係があれば「勇気」や「包容力」も自然と生まれると思います。一歩一歩前進していきたいと思います。
2012年 8月 9日