◆ 5月号 『混迷の時代の判断基準』
【混迷の時代の判断基準】
先が読めない時代と言われて久しいですが、お会いする経営者のかたも、どこか元気がない、 そんなふうに感じることが多くなっています。
これまでは、従来からの自身の持っていた価値観や信条・経験などから、比較的経営判断が素 早くできました。それが、最近の経済状況の下で、やることなすことうまくいかないことが多 くなり、自身の判断に自信が持てなくなった。そんなふうにお話されるかたもあります。
ますます、経営上の意思決定が難しくなるなかで、私たちは、どんな基準で判断していけば、 いいのでしょうか。先日、ある講演会で聴いたことですが、少し紹介させていただきます。
世界には、原住民とよばれる民族が多くあり、かなり昔から続いているものもあります。 太古から続いてきているある部族は、物事を決める原則的基準があって、これまでずっと守ら れてきているそうです。
それは、(今決めようとしていることが)、
・ aussie slots 100年先の子孫にとって、いいことなのかどうなのか。
・ 先祖に対して、しっかり説明できるものかどうか。
ということだそうです。
現在を、過去と未来から眺めてみる、こういう見方を意識するだけで、ずいぶんと的確な判断 ができそうです。
試してみる価値が、ありそうですね。
2012年 7月 25日