◆ 8月号 『困っていることを解決する、ワクワクすることを提供する』
今月の 『力がある言葉』
⇒ 「困っていることを解決する、ワクワクすることを提供する」
私は愛知県の中小企業家同友会に参加しています。 今回は、そのメンバーの株式会社鳥越樹脂工業の鳥越社長から聞いた言葉を紹介します。
現代は物があふれ、お金さえあれば必要なものを簡単に手に入れることのできる時代に なってきました。しかし、多くの消費者は、いろいろな情報に振り回されて、なにが欲し いのかを明確にできないように思います。
鳥越社長は、そんな満たされた時代の中で売上をあげるためには、不満(困っているこ と)や欲求(ワクワクすること)のどちらかを満たしてあげるしかないと気づかれました。
つまり自分がいいと思った商品を売るのではなく、不満や欲求にターゲットを絞って販売 しないと売れない時代になったということです。
そんなことはわかっているけれど、お金や人材のない自社ではそんな商品は作れないと いう声が聞こえてきそうですが、そんなに難しく考えなくていいと思います。
人が持っている「不満」や「欲求」は何か、そして、どうしたらそれを解決できるのか 自分ができることはないかという視点から、自分にはできるけれど一般の人は出来ないこ と、または自分が知っていて一般の人が知らないことを考えます。
それを商品化すればいいのです。
一度、ご自分の特技を見直されてはいかがでしょうか。
2012年 7月 25日