◆ 7月号 『イヤな事は、そう思いながら行動する』
今月の 『力がある言葉』
⇒ 「イヤな事は、そう思いながら行動する」
今回は心理カウンセラーの衛藤信之先生の講演で教えていただいた言葉を紹介します。
「イヤな事は、そう思いながら行動する。」とのお話しは、自分の考え方に大きなパラダ イムシフトをもたらしました。
なかなか、イヤなこと、面倒くさいことを率先してすることは難しいものです。 なぜなら、人間はなまけものだからです。
部屋を掃除することが面倒くさいと思っていて、「よしやるか!」と気持ちを奮い立たせ て掃除をするのは、なかなか大変ですが、「イヤだな~。」と思いながらも、とにかく行動 すれば、後から気持ちがついてきて、やる気になって楽しくなってくるというのです。
「イヤな事でもやる気を起こして取り組め!」という考え方が主流なので、多くの上司 は部下を叱ってでもやる気を起こさせようとしますが、そうではなく、行動させる仕組み を作ることが、逆にやる気を出させる近道だったのです。
つまり「考えるより先に動け!」ということなのです。
なかなか社員の意識が変わらないと悩んでいる経営者、または自分の意識が変えられ ないと悩んでいる経営者(私もそうですが)方々には朗報ではないでしょうか。
衛藤先生著書
心時代の夜明け―本当の幸せを求めて PHP研究所 上司の心理学―部下の心をつかみ、能力を高める ダイアモンド社
他多数
2012年 7月 25日