◆ 3月号 『ミーティングは間(ま)を作るため』
今月の 『力がある言葉』
⇒ 「ミーティングは間 ま を作るため」
今回は、全国の歯科医院を3000近くユーザーに持つ株式会社プラネットを率いる 小池社長が言われた言葉を紹介いたします。
ミーティングというと、お互いの認識のズレをなくすために必要な情報を伝達しあう ためのものと思いがちですが、小池社長いわく「ミーティングの本当の目的を認識して いる経営者は少ない」とのことです。
つまり、ミーティングの真の目的は「社員ひとりひとりの話を聞いてあげる場をもつ こと」なのだそうです。
なにか目標を達成したか、しないかという次元で話しをするのではなく、それ以前の 存在を認めるということが大切なのだそうです。
株式会社プラネットは全国に9 ヶ所オフィスがある会社なので、ミーティングをする ために社員全員が集まる日が毎月あります。そのために年数千万円の費用(中小企業に とっては大きな出費)がでますが、費用の問題ではないと小池社長は言い切ります。
その重要性を認識し、断固として実践する強い意志が感じられます。
最近の朝日新聞の記事に、セブンイレブンやイトーヨーカ堂などを含む巨大流通コン グロマリット(複合企業)を率いるセブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長も 全国から1500 人のコンビニ経営相談員を集める会議に年数億円投じていると掲載さ れていました。(30 年続けているそうです)
時代の移り変わりが激しい、この時代の中において、なにをすべきかを見つめなおす 時間がミーティングの役割ということでしょうか。
私も、遅まきながらミーティングで間 ま を作る重要性を理解しました・・・。
2012年 7月 25日