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◆ 12月号 『頼まれごとは試されごと』

今月の 『力がある言葉』
⇒ 「頼まれごとは試されごと」
先日参加した講演会でとても印象的なフレーズを聞いたので紹介しようと思います。
これは、三重県でブライダルができる飲食店を経営する30代の経営者、中村文昭さん が講演の中で言われたフレーズです。中村さんは10代のときに師匠に巡り合い、その師 匠から叩き込まれた事が「頼まれごとは試されごと」だったのです・・・。

多くの人は誰かから何か頼まれごとをされた場合、無意識のうちに損得を考えて行動す る習慣がついてしまっているため、なにか頼まれた瞬間にすぐに返事が出来ないというこ とがあるそうです。そこで、その師匠は自分の理想や都合を考えさせないように、どんな 頼みも0.2秒で返事をし、即実行することを繰り返しさせられたそうです。
「できない理由」「そのうち」は禁句で、それを言った途端に怒られていたそうです。

自分の都合は考えず、依頼をした相手に自分の最善を尽くすということが、この試練の ねらいだと思いますが、常にその行動を取り続けていると、「おまえじゃなくてはダメ」 という存在になり、今はどんどん人の輪が広がっていく体験をされているそうです。
その調子で頼まれごとを受けていくので今では年間300回以上の講演をされています。

論語の一説に「君子は和して同ぜず、小人は同じて和さず」という言葉があります。
「君子というものは、他人とよく心を合わせて事に当たるが、自分というものを見失って 他人に引きずられたり、へつらったりしないものだ。それに反して小人は、人に引きずら れたり、へつらったりするけれども、本当に自分の立場を守りつつ他と調和していくこと はないのだ。」という意味です。(君子は模範的で立派な人、小人はそうでない人です)

「損得を考えず、目の前の人を喜ばせる」ということは、簡単そうに聞こえて案外、難し いと思います。ですが、実践できれば自分を成長させ、さらに素晴らしい出会いに恵まれ る近道だと思いました。

中村文昭氏 著書
・出会いを生かせばブワッと道は開ける!
・お金でなく人のご縁ででっかく生きろ!

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2012年 7月 25日


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