◆ 5月号 『どんな仕事もすべて肉体労働』
今月の『力がある言葉』
⇒ 「どんな仕事もすべて肉体労働」
今回は先日参加した研修で講師の先生から教えていただいた考え方をお伝えします。
皆さんは自分が「肉体労働者ですか、頭脳労働者ですか?」という質問をされると、 事務職や専門職の方は即座に「頭脳労働者です。」とお答えになるのではないでしょうか。
たぶん皆さんは、お仕事の内容(体を使うか使わないか)で「自分は肉体労働者です。」 などと決めるのではないかと思います。
しかし、その先生がおっしゃるには「どんな仕事もすべて肉体労働」と言われました。
どういう事かと言いますと、仕事というのは、まず何も知らないところから指導を受け 出来るようになりますが、頭で考えているレベルではダメだということです。
先生いわく「体が自動的に動き出すまで反復練習を繰り返し、その結果出来る様になって はじめて仕事が出来ている」と言えるのだそうです。
例えば、仕事の基本である「報告、連絡、相談」についても頭で考えてから実行するの ではなく、体が自動的に動くようになって、はじめて仕事ができているのです。
つまり反復練習という地道な努力をした結果、その仕事については頭で考えなくても体 が勝手に処理をするレベルまでもっていくことが、仕事の極意と言えるのだそうです。
多くの方は、自分の仕事のレベルをそこまで上げなくて、楽をするために手を抜くので 失敗をしてしまうのだそうです・・・。
私は「反復練習をする」ということがカギと思いましたが、皆さんはこの考え方をどう 思われますか。
2012年 7月 25日