◆11月号 『AI(人工知能)』
【AI(人工知能)】
「AIの進化でこの先になくなる職業」のリストに、AIが最も得意とする計算を活かした「会計処理」があげられています。私たちの業種も生き残りをかけ、厳しい競争がはじまることが予想されます。
そんなAIが大きく進化する時代ですが、テレビドラマで、人間の体にAI(人工知能)がのっかるという話がありました。これまでの番組では、ロボコップやサイボーグ009の様に人間の心を持っているという設定でしたが、その逆の設定なのです。西島秀俊さんが白バイ警官で、交通事故で脳死になり、その体に警察極秘プロジェクトで、人工知能を移植するという話でした。
AIなの最初は感情がありません。常に合理的な方を選択し、行動を決定していきます。人間の体は自己防衛のため意識の30%くらいの力しか発揮できないと言われていますが、AIなので「火事場の馬鹿力」がいつでも出せます。そんなAIが人間との触れ合いの中で、人間の心を学習し、自己犠牲で死んでしまう(体だけ)というストーリーでした。
人間は感情があって当たり前、失敗する、損をするとわかっていても行動してしまうところがあり、それがあるので反省したり、成長したりまたは人に感動を与えたり、という人生ドラマがあるということを、逆の視点から見せてもらえた番組でした。
日々、いろいろ心が揺れますが、いいも悪いも含め、それがあるから人間なんだ~ということを感じ、少し癒された気分になりました。
2018年 11月 9日