◆5月号 『遠くを見る』
【遠くを見る】
先日、愛知県の「交通死亡事故がワーストワン」という不名誉なお話を県民ではない方にお話したところ、意外と知られていませんでした。
愛知県にはトヨタ自動車本社があることもあり、車によって便利になっている有難い状況が、安全運転にとって逆効果になっている様です。
まだまだ電話をしながら運転をしている人を見かけることもあります。
身近なことに意識をとられ注意が散漫になることで事故になります。
教習所では遠くを見ながら運転することを教わりました。遠くを見ていれば視野が広がり、全体を把握しやすくなるからです。
仕事も同じで、目先の仕事に追われるあまり、「緊急性のない重要な事」をつい後回しにしてしまいます。いつかはやらなくてはいけないと思いながも、振り返るとあっという間に時間が過ぎ去ってきます。
どれだけ遠くを見ていられるか、つまり、自分がワクワクする明確なビジョンを描き、それをいつも心の中にイメージできているかが、その分かれ目ではないかと思います。
また、描いたビジョンを自分だけの心の中にしまっておくのではなく社員さんやパートナーの方々と共有することにより、ビジョンの達成率はアップします。1年後の未来だけではなく5年後、10年後と期間を伸ばして考えている経営者ほど、達成率が高い様に感じます。
ぜひ、遠い未来に夢を描きながら経営することをお勧めします。
2018年 6月 11日