◆9月号 『タイミング』
【タイミング】
先日の夕方、名古屋駅で開催された研修の後に一緒に参加した方とカフェで少しお話をして別れました。別れた後、携帯を見ると留守番電話に「研修に一緒に参加された方が、ジャケットを忘れていた。」と入っていました。研修会の主催者は、そのジャケットを忘れた方の携帯番号がわからないので私に連絡をしてきました。私もその方の携帯番号を知らないので、受け取って名刺の住所に送ることにしました。
主催者の方たちも海外から来ているので困っていました。
研修会の主催者は食事に行っているとのことで、主催者の方々が宿泊しているホテルで食事をして待つことにしました。ホテルのフロントに依頼をしてジャケットを預かったら私の携帯に連絡をください、とお願いをしました。
ホテルの食事は、広いスペースだったのですが、若い男性の店員の気配りが完璧で、飲み物が無くなったタイミングで、私のそばに来て「次はいかがですか。」と声をかけてくれました。おかげで待ち時間も気になりませんでした。1時間ほど経った時に、フロントの女性がそのお店までわざわざジャケットを届けてくださいましたので、ベルボーイにお願いをして、無事にジャケットを送ることができました。
自宅に戻り、ジャケットを送ったことをメールしました。
その方も電車に乗る前に気づいて研修会場に戻ったけれど、すでに建物に入れない状態になって困っていたとのことでした。ジャケットは思いいれのある服だったようで、喜んでもらえました。
その日は名古屋駅で食事をするつもりだったので、快適な食事ができて、用事も済ませられてタイミングが合いました。
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2017年 9月 15日