◆5月号 『機械化』
【機械化】
多くの業種で人材不足になっています。これからの経営において、すべてを人任せにするという選択は難しい時代になってきました。
トヨタ自動車の社長も「終身雇用は難しい」と言っていますし、オリエンタルランドもアルバイトに業績連動の賞与を支給するなど人気の企業ですら雇用に危機感を感じていることがうかがえます。
そんな採用難の令和の時代は、労働生産性をどう上げていくのかが、生き残るための最大の課題になっています。
タクシーで流れていたTVで見たのですが、先輩が「営業は足が命」と新入社員にレクチャーしているのですが、その新人さんはネット経由で面談をして成果を出していく、というオンラインの面談システムのCMがありました。足しげく営業先に通うという様なマインドは必要ですが、システムの進化もありますので、思い切ってやり方を変えていくという勇気も必要です。
美容院でも、雑誌を置くのではなくiPadで書籍の年間契約をし膨大な雑誌の中から、好きなジャンルの雑誌を見られるようにしているところもあります。
変えられるところから機械化を進めていくとよいのですが、その効率化した部分でヒトがより活躍でき、品質をアップすることが、機械化の目的だと思います。
2019年 6月 17日