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ニュースレター

◆ 12月号 『経営理念は何度も繰り返すことが大切』

今月の力のある言葉
⇒ 「経営理念は何度も繰り返すことが大切」
事務所を開業した当初から、「経営の勉強をしなさい」というお客様の紹介で、地域 の経営者が集まる勉強会に参加させていただいております。

今年度のテーマで「経営理念を考える」という討論をしているのですが、その中で ある経営者が「経営理念を社員たちに言い続けることにより、社員たちの行動が変わ ってきた」という話をされました。これは皆さんにお伝えしたほうがいいと思いまし たので、今回取り上げさせていただきました。

時代の変化が早い現代では、仕事が複雑になっています。
今回の討論の中でも、改めて皆さんと一緒に経営理念について考えたところ、経営 理念があると企業の方向性が定まるので社員との距離が近くなる、(社員のいない経営 者も)経営の軸がブレない、など必要性を感じるという意見がたくさんありました。

とはいえ現実は「経営理念」を作っている企業は少数派でした。 わかりやすい文章にするのはなかなか難しいようです。

経営資源の小さい中小企業では、昨今の厳しい経済環境の中では、自分のやりたい 経営は後回しで、利益優先にならざるをえないのではないでしょうか。
PFドラッカーも「利益は継続の条件」と言っていっていますので、絶対に必要です が、なぜ利益を出さないといけないのかという目的がないと走り続けることが苦しくな ると思います。

今回の勉強会で、経営理念とは「経営の燃料」だと痛感しました。
経営のご参考になれば幸いです。

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2012年 7月 25日

◆ 11月号 『実践して悪かったことは1回もない』

今月の力のある言葉
⇒ 「実践して悪かったことは1回もない」
超多忙な中で、歯科医院をいくつも展開し続けている先生に、「リスクを恐れない 実践の秘訣はなんですか」とお聞きしたところ、この言葉をいただきました。
また「行動してうまくいかなかったら、改善という成長のチェンスを与えられるの で、そのことだけに集中します。」と言われました。

この考えは、とてもシンプルですが、とても深い話だと思いました。

経営者は日々の事業の中で決断をすべき機会がたくさんあります。
経験のあることであれば、ある程度の予想もたちますので、即決できることも多い のですが、新しいことにチャレンジしていく場合は「いくしかないという思い切り」 しかないのでなかなか決断ができません。

これは、専門家によると、人間の思考として防衛本能がありますので、最初にあれ これ考えると「不安や、悩み」しかでてこないので、行動が出来なくなるようです。
つまり、行動してから改善点を考えるという順番にしないと行動できないのです。 (もちろん資金計画や業界動向など事前に調査・検討することは、たくさんあります ので、そういった部分の注意が必要なのは言うまでもありませんが)

「とはいっても、なかなか新しいことにチャレンジするのは・・・。」 という方も多いと思いますので、そんな方は実践できる仲間をみつけ、一緒に始め るという方法もあります。あきらめないで前進してみることも1手だと思います。

そういう私もなかなか行動できない一人ですので「あのときやっておけばよかった」 という人生にならないようにしたいと思いました。

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2012年 7月 25日

◆ 10月号 『時間は、有限』

今月の力のある言葉
⇒ 「時間は、有限」
先月、事務所を移転しました。たくさんの方から、激励のことばや、お花などを いただき、本当に感謝しております。
改めて、皆様に支えていただいていることを実感いたしました。これを機に、より 一層の業務の改善にとりくんでまいります。

今回の事務所移転の際にも、多くの方に支えられて、無事完了することができま したが、結果的にかなりバタバタしてしまいました。最近は、時間を管理するので なく、ややもすれば、時間に追われることが多くなっています。 ついつい、『時間がない。』とこぼしてしまいます。

私は、これを機に、決意したことがあります。
それは、『時間は有限』だということを強く意識することです。あらゆることを、 間違いなく実行していこうと思うと、すべてに自分がかかわらなくてはいけなく なります。そうすれば、ひとつひとつは、うまくできるかもしれませんが、対応 できることは、限りなく少なくなっていきます。

経営者としては、それでは、いけないわけです。いろいろな案件で、どうしても 経営者の判断が必要、ということは、そんなに多くないと思いますので、そうであれ ば、

自分でなくても、できることは、しない。

ことで、大事な時間をつくりだすしか、ないと思います。

自分から、時間をすててはいないか、絶えず自問していきたいと思います。

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2012年 7月 25日

◆ 9月号 『溶けた氷は戻すことができない』

今月の力のある言葉
⇒ 「溶けた氷は戻すことができない」
この夏は地球温暖化の影響からか、とても暑い日がつづきました。 電力消費も備蓄している電力を超えそうになり、特定の企業に対して節電の依頼が出た 程です。気象科学者の予想よりも早く気温が上昇しているようです。

このままいくと地球温暖化は加速し、北極の氷が溶け、近い将来の地球は大きなダメー ジを受けることは皆さんも知るところです。これを避けるには、ひとりひとりの人たちが ほんの少し、ふだんの生活を見直すことで対応できると思います。

そんな話をしていたときに、ある経営者が、経営についてもこれと同じことが言えるの ではないかと、冒頭の言葉を言われました。

経営の方向として、自分の利益のためだけにすすんでいると、溶かしてはいけない氷が 少しずつ溶けて、いつかは取り返しのつかない状態になりかねません。

つまり、自分たちさえよければというような経営をしていると、社会に認められず、結 果として存続ができない、そんな時代に突入したのではないでしょうか。

経営者の皆さんは経営という観点で、社会全体にとって重要なことを優先できる風土を 作っていくことが、経営環境を守ることになり、従業員のモチベーションを上げ、顧客に 認められ、ひいては利益になるという時代になってきたのではないでしょうか。

ちょっと大袈裟な話になってしまいましたが、氷を溶かさない、つまり、まわりのこと を考えられる環境にやさしい経営をすることが、結果として利益を最大化するのではない でしょうか、というお話でした。

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2012年 7月 25日

◆ 8月号 『快適な人生を考えた事がありますか』

今月の言葉
⇒ 「快適な人生を考えた事がありますか」
先日、事務所の中で「一生のうちにこれだけはやっておきたい」ことを全員で話し合う時 間をもったところ、次のような発見がありました。
こうしたことを考えたことがない人がほとんど。
すぐにでもできることなのに、ほとんどやれていないという人もいました。

多くの経営者の方にお会いして感じるのは、毎日が多忙ななかで、ご自身が本当にやりた いことができるよう将来に向けて時間をつかっている、という方は意外に少ないので は・・・ということです。 なぜなのかを、私なりに考えてみました。

事業計画=人生設計という考えがある
ご自身の人生設計が、重要です。
通常は、人生設計があり、経営計画があります。
人生設計がないと、利益を出すこと自体が目的になってしまいがちです。

一度立ち止まることが、もったいない。
効率性を追求していると、立ち止まることが、たいへんなムダに思えます。
しかしながら走り続けるだけでは、人のモチベーションは下がってきます。

いつも仕事をしている環境のなかで、あるいは日常の生活のなかでは、こうしたことをじ っくり考えることは、意外に難しいようです。いろいろな要因で、思考が中断されてしま うからです。電話だったり、部下からの報告だったり、家族からの相談ごとだったり。

こうした中断要因を排除するためには、まず、非日常の空間に自分をおくことが有効なよ うです。みなさんも一度、これまでの自分を振り返り、これからの快適な人生を考えてみ ませんか。

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2012年 7月 25日

◆ 7月号 『喜んでもらおうと思わないで喜んでもらう』

今月の 『力がある言葉』
⇒ 「喜んでもらおうと思わないで喜んでもらう」
表題の言葉は、組織風土改革の第一人者である大久保寛司先生が「昨今ではお客様第一 主義が必要といわれながら、ついつい売上第一主義にはしってしまう現代企業で、そこに 勤務するスタッフさんが、ワクワクやりがいをもって働けるようになるにはどうしたらよ いか」というお話しの中でいただきました。

スタッフさんは当然、お客様に喜んでもらうことが最大のモチベーションになります。 しかし、多くの企業は売上が最優先されてしまっているため、結果としてスタッフさん とお客様との間に微妙なズレが生じてしまうようです。

お客様が、わざわざ気を遣ってもらい嬉しいなと思うことを、企業の仕組みの中に取り 入れられていることが、遠回りのようで、実は近道なのですが、コストがかかる、面倒だ、 すぐに利益にならない、というような理由により後回しにされてしまいます。
経営者の多くの方も、お客様に喜んでもらうために経営しているのですが、経営の数字 とのバランスがとれないために、そこに一歩踏み出せないのかもしれません。

大久保先生が言われるには、お客様を感動させる企業の多くは、スタッフさんがお客様 に喜んでもらおうと思って、行動しているのではなく、自然体で行動しているそうです。
それは「喜んでもらおうと思わないで喜んでもらう」という域に達しているので、その サービスを受けたお客様は感動してしまうのです。

そういったカタチを作っていくことが、経営者の使命のひとつであり、それが業績に結 びつく最短コースではないかと思います。

これからの企業の大きさは、『思いやりの距離』で測られるということを感じました。

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2012年 7月 25日

◆ 6月号 『「これしかない」と思う』

今月の 『力がある言葉』
⇒ 「これしかない」と思う
創業49年の老舗企業ですが、毎期過去最高売上と利益を更新する2代目社長に「発展 する企業を作るコツはなんですか。」とお聞きしたところ冒頭のご返事をいただきました。 親の仕事を継いだものの、若いうちは、自分はもっと他に何か向いている仕事はあるの ではないか、自分はもっと他に何か得意な分野があるのではないかと思いながら経営をし ていたそうですが、ある時期になったとき、あれこれ迷っていても仕方がない、自分はこ れしか生きる道はないと思うことにしたそうです。気持ちを現在の仕事に専念するように なってから、業績が伸びていき、それが結果としてやりがいになり、いまでは経営するこ とが楽しくてしょうがないそうです。

「これしかない」と思うという、シンプルな回答をお聞きしたときに、多くの経営者は、 もしかしたら、こういう気持ちになっていないのではないかと思いました。

私もそうですが、仕事は上手くいかないことが多いので、「他に何かないかな~」とい う気持ちがついつい出てしまいます。そういう気持ちのうちは、何も行動を起こさず、待 ちの状態になっています。

今回ご紹介した経営者の方も、商品を取りに来る遠方のお客様の便利のためにと考え、 コストを度外視し、各地域に在庫センターを置いたことにより、結果として売上が大きく 伸びました。また、商品をとりに来るお客様に、迅速、丁寧に対応するため、社員のマナ ー研修も実施し、さらによいサービスを目指しています。

「これしかない」と思うことで、この仕事でもっと何かやれることはないか、お客様に何 かよいサービスが提供できないかという前向きな気持ちになれるのではないでしょうか。

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2012年 7月 25日

◆ 5月号 『成功するには思考の順番を変える』

今月の 『力がある言葉』
⇒ 「成功するには思考の順番を変える」
今回はクライアントが主催するセミナーに参加したときに教わったお話しを紹介します。

自分の理想(ビジョン)を描くと、それが現実になるという話は皆さんお聞きになった ことがあると思います。この理想を考えるときに、多くの経営者の方が陥りがちな思考の 順番が、頑張って利益を上げて資金力を持ち(having)→優秀な商品を開発したり 優秀なスタッフを雇ったりしてブランド力のある企業を経営し(doing)→お金や時 間にしばられず、いつでも家族や仲間と海外旅行にいけるような自分になる(being) というようなかたちになるので、理想は「とても遠い世界のかなわない夢」というように 思ってしまいます。

すると、夢がとても遠くにあるように感じるので、本来はその夢に集中しなければいけ ないところ、根拠のない不安を先に思い描いてしまい、逆にそちらが現実になってしまう ようです。

ということは、ここまで聞きお分かりになったと思いますが、制約を考えず、自分のビ ジョンを強く思う事が重要なのだそうです。そうすることにより、そのビジョンに共感し たスタッフや取引先と出会い、結果としてお金がついてくることになるのです。

ただ、現実は、普段の仕事で忙しく、人は弱いものなので、ビジョンを考えても、いろ いろな不安や心配に負けてしまい、ついつい軸がブレてしまいます。

こういうことを防ぐためには、ビジョンを紙に書いたり(小さなポストイットでもよい) 写真で見たり、声に出したりして、自分を信じ込ませ、自分に安心感を与えることがコツ だそうです。

なるほどと強く感じましたので、早速実行してみようと思います。

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2012年 7月 25日

◆ 4月号 『プラモデルのような達成感を与える』

今月の 『力がある言葉』
⇒ 「プラモデルのような達成感を与える」
時代の流れが激しくスピードを求められる現代社会では、お客様にとって「便利で自分 の手をわずらわせない」とか「おまかせできる」ということが付加価値になります。
しかしながら、便利ではあるがお客様との接点がないということは、コミュニケーショ ン社会という別の観点から見ると、それ以上お客様の満足を得ることができないことにな り、その結果顧客単価をアップすることが難しくなるという弊害が生まれます。

便利でありながら、更にコミュニケーションもとっていくことが、売上アップの最大の ポイントであると思いますが、それを知り合いのコンサルタントは「プラモデルのような 達成感を与える」というわかりやすい表現をされたのでご紹介します。

まずマスターするのに時間がかかることをシステムに落とし込み、お客様がすぐに始め られる段階まで売り手が用意します。そのうえで最後のところはお客様が自分自身でやっ てもらうようにします。流れはまさにプラモデルの要領です。
そうすることによって、お客様は自分自身がやったという自信と達成感が生まれ、もっ と上手になりたいという欲求が出てきます。

そこで、さらに上達するような商品またはサービスに誘導すればお客様の満足度も上げ ながら、さらに顧客単価も上げていくことができるのです。

みなさんの中にもプラモデルを作ったことがある方も多いと思いますが、説明書を読ん でやれば思った以上に簡単に楽しくできたという経験があるのではないでしょうか。

それを皆さんのご商売に当てはめて、お客様と一緒に楽しくやれる仕組みをつくれば、 単なる売り手と買い手という関係ではなく、同じ目的を共有する仲間になれると思います。

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2012年 7月 25日

◆ 3月号 『お客様のために、ではなくお客様の立場で』

今月の 『力がある言葉』
⇒ 「お客様のために、ではなくお客様の立場で」
コンサルティング会社の統括マネージャーをされている方から、最近スタッフによって お客様に接するスタンスが違うので困っているという話を聞きました。
詳しくお聞きすると「お客様のためにという意識が強すぎて、お客様の立場で行動でき ていない。」と言われました。
一見聞いてみると、“ために”と“立場で”はよく似ているので理解できませんでした。

その方が言われるには、「お客様のためには、お客様が抱えている問題をこちらが一手 に引き受け解決してあげるという事ですが、お客様の立場ではお客様が抱えている問題を 一緒に考え、ご自身で解決する取り組みをサポートする事」なので、ぜんぜん違う行動な のだそうです。

つまり“ために”はお客様の今ある希望に単純に対応することで“立場で”はお客様の 将来的なメリットまで見通して今どのような選択が最適かを示してあげること、になろう かと思います。

特に、昨今では専門的な技術をもっているだけでは価格競争になってしまい、お客様に とって何がベストかを提案できる企業ではないと、付加価値を獲得できない時代になって きたと思います。

たとえば、建築業の方はどんな家に住むと快適なのか、広告業の方はどんな広告を出せ ば売上げアップにつながるのか、医療関係者は治療するだけでなく、健康でいるためには どうしたらいいのかなど、どんな企業にも、このスタンスは当てはまるのではないでしょ うか。お客様の言うとおり、ただ家を作る、お客様の要望どおり広告を作る、ただ患者さ んの治療をする(もちろん大切なことですが)だけではいけないのかもしれません。

お客様の短期的な要望を、言われるままにきくだけでなく、お客様の一歩だけでも先に 行く行動が出来るかどうかが専門家であることの境目だと感じた言葉でした。

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2012年 7月 25日


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