笑顔を創り出すコミュニケーションへの挑戦 お金に悩まされずワクワク本業に専念できる環境創りをバックアップ

ニュースレター

◆ 10月号 『やるべきことをやるだけ』

PDFはこちら今月の力のある言葉
⇒ 「やるべきことをやるだけ」
昨年夏に始まった「サブプライム問題」以降、全世界的な不況に突入してきています。 株式市場は大きく下落し、不動産バブルも崩壊するなど大きな転換の時期に来ているようです。
景気が冷え込んでくることから、多くの中小企業経営も厳しい局面となってきます。

こうしたなか、多くの経営者の方々は口をそろえて「今はやるべきことをやるだけ」と 言われます。外的環境は変えられないので、変えられることだけを確実に改善しながら嵐 が過ぎるのを待つという前向きな考え方です。

為替だとか、原材料の高騰だとか、政治的空白による景気対策の遅れだとか。 こういったものについて、私たちがそれぞれ、何とかしようと考えても、何とかできるもの ではありません。

それに比べ、自社のおかれた状況をきちんと把握し、今やるべきこと、やれることを着実 に実践していくことは、それぞれの方の気持ちの持ち方ひとつで可能になってきます。

もうこれでしばらく業績は、回復の見込みがない、と必要以上に悲観的になったり、また 逆に、こんな状況では何をやってもしかたがない、と投げやりになったり。
要因を自分ではなく、自分以外に求めてしまうと、必要以上に状況を悪くしてしまうよ うな気がします。

こんなとき、外的な環境がどうであれ、『今はやるべきことをやるだけ』と粛々と、実践 される経営者だけが、この不況のあと、勝ち組となっていかれるんでしょうね。

 

2012年 7月 25日

◆ 9月号 『目標を決めたらドル・コスト平均法で行動する』

今月の力のある言葉
⇒ 「目標を決めたらドル・コスト平均法で行動する」
投資の手法に「ドル・コスト平均法」というものがあります。 これは、値動きのある商品を固定金額で毎月購入することにより価格変動リスクを 分散する方法です。

具体的に数字で説明すると下記の表のとおりです。

1月 2月 3月 4月 5月 合計 平均購入単価
(10,000口当たり)
時価
(円)
10,000 15,000 10,000 5,000 10,000
ドル・コスト平均法 投資金額
(円)
10,000 10,000 10,000 10,000 10,000 50,000 8,824円
購入口数
(口)
10,000 6,667 10,000 20,000 10,000 56,667
購入口座を
固定
投資金額
(円)
10,000 15,000 10,000 5,000 10,000 50,000 10,000円
購入口数
(口)
10,000 10,000 10,000 10,000 10,000 50,000

 

ドル・コスト平均法で購入金額を固定すると、価格が下がっているときにたくさん の投資ができるので平均購入単価を低下させます。

この手法は、価格が高いときにも自動的に購入するので、大きな勝ちは見込めません が、価格が上がったり下がったりしながらも長期では上昇していく過程においては、負 けはとても少なくなることが、現実の投資の世界で、認められています。

この考え方は、企業経営にも、ぜひ活かしていただきたいと思います。

よく、目標を設定すると夢が叶うといいますが、目標を設定した後に厳しい状況が 必ず何度もやってきます。
このようなときにこそ、この考え方を思い出し、良いときも悪いときも計画に従って 泰然と実行を積み重ねていけば、後になって、厳しいときに行動しなかった人の何倍も の成果を上げることが可能になってくるように思います。

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2012年 7月 25日

◆ 8月号 『得意なコースのすぐそばに一番の弱点がある』

今月の力のある言葉
⇒ 「得意なコースのすぐそばに一番の弱点がある」
今回はプロ野球の野村監督の言葉をとりあげてみます。 プロ野球ともなると、威力のある球が投げられさえすれば、打者をうちとれると いうわけではなく、威力のある球を的確なコース、つまり打者の苦手とするコー スに、正確に投げることによって、うち取ることが出来ます。

しかし、どんな優秀な投手でも機械ではありませんので、その打者の苦手とする コースに投げたつもりが、わずかにぶれてしまうことは、よくあることです。

このわずかにぶれた結果、決まって痛打されてしまうことが多いのですが、この 痛打された場面を見逃さずに、野村監督は、打たれた投手にアドバイスをおくり ます。

「得意なコースのすぐそばには、いちばんの弱点がある。逆もまた真なり。」と。

この現象は、人の行動にも言えるのではないかと思いました。
例えば、ものごとに細かいという場合、細かい、というと弱点になりますが、きっ ちりしている、といえば長所になります。
また、やさしいといえば、長所ですが、優柔不断や甘やかしてしまうといえば、弱 点になります。その差は、紙一重で違ってくるようなのです。

持ってうまれた資質で、これまで自分の短所だと思いこんでいたことが、少しだけ、 考え方などの“コース”が変わった結果、思いがけなくすばらしい長所になることも あれば、逆に長所だと思って自信満々にふるまった結果、コースがすぎてしまい、大 きな失敗となってしまう、ということも考えられます。

自分の決め球を磨きながら、さらにその決め球が最高によく決まるコース(間合い とか、分量とか)を理解していれば、コミュニケーションがうまくいくのではない か、と思いましたので、ご紹介させていただきました。

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2012年 7月 25日

◆ 7月号 『初心忘れるべからず(世阿弥「花鏡」より)』

今月の力のある言葉
⇒ 「初心忘れるべからず」(世阿弥「花鏡」より)
冒頭の言葉は何度もお聞きになった言葉だと思いますが、「初心」は、普段 の生活の中では、どうしても忘れがちです・・・。

経営をするうえでは毎日いろいろな問題が発生し、それに対応しているうち に、いつのまにか初心を忘れ、何年か経過したとき、結局、初心を感じていた 頃の状態からさほど進歩していない、そんな悲劇も現実にはあるようです。

大きな悩みは、たいていは「カネの問題」と「ヒトの問題」ですが、ヒトの 問題も、つきつめれば、カネの問題になります。

日々の直面するカネの問題にふりまわされ、経営者のみなさんが、当初は もってみえた、素晴らしい、崇高な初心を忘れてしまうとき、その経営する 企業だけでなく、その下で働く多くの社員さんにとっても、つきつめれば日 本経済にとっても大きな損失になる、そんな気がします。

日々のお金に悩まされない状況が出来たとき、カネではなく、ヒト、言い 換えれば、心についてもっと、考えられるゆとりがでてくると思います。

私は、中小企業の経営者のみなさんが、日々のお金に悩まされない状況を 実現するお手伝いをしていこう、ということを「初心」として努めてまいり ました。その思いを、最近になり、より一層強くしています。

おかげさまで、私どもの事務所もこの6月で開業10年を迎えることがで きました。これも日頃からお世話になっている皆様のお陰です。有難うござ います。開業したころのこの「初心」を忘れず、一層のサービスに努めてま いりたいと考えております。

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2012年 7月 25日

◆ 6月号 『安全第一』

今月の力のある言葉
⇒ 「安全第一」
私が住んでいる愛知県は、トヨタ自動車の自動車産業をはじめ、繊維、陶磁器、 工作機械などの産業が集積し、製造品出荷額が昭和52年以降連続して全国1 を誇っています。

こうした製造業において、たいへん重要視されている管理項目があります。

それは、安全管理です。

現場には、標語として、よく『安全第一』と貼ってあるのを見かけます。 企業なので、利益を優先すべきかもしれませんが、その利益を生み出すのは、 ヒトです。働くヒトを安全に守ることが、最終的に利益を追求していくことに つながるのだそうです。

アイシンという事故件数がとても少なくて有名な会社があります。 今回は、そのアイシンで実践されている「安全のコツ」をご紹介いたします。

アイシンはトヨタ自動車グループで、安全についても「カイゼン」が徹底的に実 践されます。
いろいろ試してきた中で一番成果があったことは、興味深いことに「従業員の顔 をみて声をかける」ことだったそうです。 気になったことがあれば、現場の管理者が従業員の顔をみて声をかける。 これだけのことですが、声をかけることでちょっとした相手の体調変化などを感 じ取り、事前に対処することができるようです。

安全衛生管理のために難しいチェック項目をつくっているのかと思いましたが 「従業員の顔をみて声をかける」という、だれでもが実践できるシンプルな、コツ でしたので、ご紹介させていただきました。

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2012年 7月 25日

◆ 5月号 『提案の受け入れには感情が左右する』

今月の力のある言葉
⇒ 「提案の受け入れには感情が左右する」
今回は飲食店の経営コンサルティングをされている方からの言葉です。

クライアントにとって有効なアドバイスをいくつか提案しても、感情が納得 していないと実行をしてもらえないので、相手の感情も考慮したアドバイスを 心がけているということでした。

実践してもらわない限り結果がでないのでそうしているが、感情に合わせた アドバイスだと、結果としては遠回りになる場合が多いそうです。
深い話だと思いました。

これは経営コンサルティングという仕事であるからこそ、相手の感情を考慮 してくれますが、上司と部下の関係の場合は、指示のたびに部下の感情を考慮 するという事は、ほとんどないと思います。

なかなか部下の感情を考慮して指示や指導をすることはできませんが、部下 を成長させるためには、遠回りでも感情を考慮した仕事を与えることが必要か もしれないと気づきました。

あと、指示や指導を受け入れる側についても考えさせられました。 客観的に見て、それが「最短の時間、最小の努力」ですむアドバイスであれ ば、自分の感情が受け入れられなくても、クールに実行すれば結果がでやすい ということがわかりました。

人間は感情の生き物ですので、簡単に割り切れないことが多いと思いますが できるだけシンプルに物事を捉えていく必要があると思った言葉でした。

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2012年 7月 25日

◆ 4月号 『納税は借入をするための必要経費』

今月の力のある言葉
⇒ 「納税は借入をするための必要経費」
これは、スタッフがクライアントのところにお伺いした折、聞いてきた 言葉で、帰ってきてすぐに私に話してくれました。

この言葉を聞いて「その通り」と納得される方もみえれば、「そうなのか」 と疑問をもたれる方もみえると思います。

この言葉は、我々会計の現場にいるものは、何度も実感していることで、 この端的な表現に、私もとても感心しました。

創業してから、コツコツと利益を積み上げ、少しずつ納税額が増えるよ うになると、金融機関から前向きな融資の提案が来ます。
その借入をしたお金を、これまで作り上げてきた勝利のビジネスモデル に再投資することで、また、さらに事業が拡大していくのです。

利益を出せるビジネスモデルを維持発展させるためには、相応の資金が 必要とされますが、その資金を金融機関などから調達するには、まずは、 現状で利益がでている(納税している)ことが必要になってくるというわ けです。借りる方からすれば、厳しい話ですが、税、という支出が先にあ ってこそ、資金の流入が、ある、というような感じです。

お金には、一定のリズムがあるようで、入っては、出し、出すから、また 入る、という循環があるようです。ひたすら、ためこむだけで外にださない と結局お金は目減りしてしまう、ということを聴いたことがあります。

この様に、いい資金循環にはいり、ますます金融機関をはじめ、外部の関 係者から信頼を得ていく。そういう瞬間に立ち会えることが、私たち、会計 事務所の仕事の喜びでのひとつでもあります。

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2012年 7月 25日

◆ 3月号 『21世紀は謝れる経営者』

今月の力のある言葉
⇒ 「21世紀は謝れる経営者」
今回は北九州を中心に美容室を展開するバグジーの久保社長が2月の名古屋での 講演で言われた一言を取り上げてみました。

久保社長は、かつて従業員50人のうち38人が一気に退職という辛い経験をさ れました。自殺寸前にまでなったそうですが、ある人のアドバイスで、残った12 人に何が悪かったのかを素直に聞いたそうです。その時は、かなり辛らつな意見が 出てきたそうですが、これを機に売上至上主義、技術至上主義を捨て、社員重視と お客様本位に転換され、いまでは人の成長に合わせ、店舗数も売上も拡大中という 異業種からも注目される会社にされました。

右肩上がりの経済成長下では、消費が活発であり、売上を追っていけば、結果が ついてきましたが、時代の変化の激しい現代では、売上だけを追っていくと、従業 員に負荷をかけてしまい、やりがいを与えられなくなってしまいます。

そうならないためには、従業員と一緒にお客様に何ができるかを考えて、実践し ていくことが必要です。結果として、従業員がやりがいを持ち、主体的に行動する ことによって、サービスに人の真心が加わり、それが決定的な差別化になり、お客 様に感動を与えるという好循環になるそうです。

久保社長はその12人と今も毎週必ず飲みに行っているそうです。

「私もそういう経営をしたい」という方は、従業員に対して「謝ることができる」 経営者であることが必要と言われました。なかなか大変かもしれませんが・・・。

シンプルですが、重要なお話しだと思いました。

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2012年 7月 25日

◆ 2月号 『練習が仕事、レースは集金』

今月の力のある言葉
⇒ 「練習が仕事、レースは集金」
これは地元のスポーツ新聞の記者の友人が競輪選手から聞いた言葉です。

「賞金を何億も稼ぐトップを走る選手はどんな事をいうの?」という私の質問にその 友人が答えてくれました。

言葉自体は生々しいですが、本質を示していると思いました。
どこの世界でも、トップを維持する方は「言うことが違うなぁ」と感心しました。

目標を決めて、やること(練習)を明確にし、それをたんたんとやり続ける。 やり続けられる(できれば仲間と一緒に楽しみながら)人だけが、いつかその業界 のトップに登り詰めていくと思いました。

成功には裏技はなく、不断の努力が大切ということを、あらためて感じました。

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2012年 7月 25日

◆ 1月号 『2008年を迎えて』

「2008年を迎えて」
新年明けましておめでとうございます。 昨年は干支の最後の年だったせいか(?)世間では今まで隠れていた偽装問題が露呈 した1年になりました。
当たり前のことをコツコツ積み上げる大切さを実感した1年でした。
皆さんはどんな年だったでしょうか。

さて、今年は干支の始まりのねずみ年です。これからの12年をどうするかを、考 えるには絶好の機会ではないでしょうか。
皆さんも感じられている通り景気はもっと悪くなりそうです。
こんな厳しい時代には、いろいろな分野で大きな変化がたくさん起こります。

我々の業界では郵政民営化が変化の始まりと感じています。
郵政民営化は資源のない日本も金融で立国していく必要があるという政府の表明と 言えます。金融の分野では日本は世界に10年遅れていると言われています。
お金のことを考えるのは悪いことという風潮もあるかと思いますが、数年後は普段 の会話の中で当たり前のように財産運用の話しをするような時代になると思います。

私たち会計の専門家も税のアドバイスだけでなく会社や経営者個人の長期的な財産 運用の相談役としてお役にたてるよう努力していかなくてはいけないと強く感じてい ます。

今までにない激動の時代が始まると思いますが、皆様のお役に立てるよう所員一同 でサポートして参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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2012年 7月 25日


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