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ニュースレター

◆ 11月号 『不易流行』

【不易流行】

不易流行とは松尾芭蕉の言葉で「不易」は永遠に変わらない伝統などの精神 をいい、「流行」は新しきを求め時代とともに変化をすることをいいます。 相反するようにみえる「不易」「流行」ともに根本は同じとする考えです。

11 月になり朝晩の寒さを感じるようになって来ましたが、この季節の変化 と同じで、世界中で今までのシステムが崩壊する変化の時期がきているのでは ないでしょうか。

皆さんもご承知のとおり国内では急加速で経済が縮小していますので、企業 もそれに合わせて変化をしていかないと時代の流れにのみこまれてしまいます。

しかし、「不易流行」の言葉にあるように変化の仕方も重要です。 変化に邁進するあまり、企業の理念や使命に反したことをしてしまうと短期 的には成長するように見えますが、長くは続かないということになります。

このご時世「すぐに役に立つノウハウ」が氾濫していますが、基礎や土台も なくそれに飛びつくと、最初はいいのですが、他も同じように次々と追随して くるため、すぐに陳腐化してしまいます。

こういうときこそ企業にとって永続的な前進ができるものはなにか、という 基礎固めをしっかりした上で変化をすることで、結果として企業のブランドが 確立し、それが誰もマネのできない「不易」となります。

どうしても目先の利益にとらわれ短絡的に実用的なものに行きがちですが、 ここはじっくり「不易流行」を考えてみてはいかがでしょうか。

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2012年 7月 25日

◆ 10月号 『急なお誘い』

【急なお誘い】

先日のニュース番組で男性は急なお誘いに対して積極的に受ける人が多く、 女性は、ほとんどが断るというアンケート結果がありました。

なかなか気づかないことですが、仕事において大きなポイントではないか と感じました。時間の使いかたに男女差があることを知っておかないと女性 の部下との関係がうまくいかないということです。

私も男性なのでわかりますが、男性社会はピラミッド型の階層社会の中で 上司からの誘いを断るのはとんでもないということがあります(最近はそう いう考えも古いかもしれません)が女性は家庭や習い事など、自分の必要な 時間が優先できない環境では働けないようです。

お付き合いさせていただいている中堅企業の場合、女性の総合職の採用は めずらしく、働いている方のほとんどは経営者の奥様や親族、またはパート さんたちです。女性のほとんどは、家庭をかかえながら仕事をしているので、 そこを間違えないように仕事の指示をしないとミスマッチになります。 急に頼むのではなく、前もって言ってあげさえすればOKなのです。

中堅企業のほとんどは生産性の高い優秀な女性のパワーで成り立っている といっても過言ではありません。上手なコミュニケーションをとることが、 黒字経営の最大の近道ではないでしょうか。

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2012年 7月 25日

◆ 9月号 『実践のコツ』

【実践のコツ】

経済が縮小していくなかで、多くの業種で今までのビジネスモデルが通用 しなくなってきていると感じます。

最近はいろいろな業界で「売上アップ」のセミナーが開催されていますが 前提を間違えると費用をかけた割に結果が出ない事があります。

まずはセミナーで習ったことを実践にうつすためには必ず準備が必要で

1)セミナーに参加して「いい話を聞いた。」で終わらないように、次の日は 最初の一歩に取り組む時間を確保しておくこと。

2)継続できるお金が途中で不足してしまうと続けることができませんので 実践を始める前に資金計画をしておくこと。

などあります。

しかし大前提は自分が納得できないビジネスモデルは長く続かないし、 大きな結果も出せないということです。

自分が納得できるビジネスなんてそう簡単にはできない、と言われる方も 多いかと思いますが、現状のビジネスモデルを捨て「生まれ変わっても同じ 仕事がしたい」と言われるような仕事をされている方ほど、こんな不況にも かかわらず大きな結果を出されていることに驚かされます。

こんな厳しい時期こそ、固定観念を捨てるチャンスかもしれません。

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2012年 7月 25日

◆ 8月号 『決算書の上手な見せ方』

【決算書の上手な見せ方】

アメリカの国債の格付けも引き下げられ、世界的な経済不安が世の中を覆いつくしています。

そんな状況の中で金融機関の方にお会いすると、大きな設備投資もなく返済がどんどん加速し、預金者は消費を抑え貯蓄をするためお金が余っているという話をよく聞きます。

現在の金融機関は決算書による格付けで融資を決定する金融システムになっていますので、その格付けが悪い企業には融資が難しくなっています。
過去のお付き合いや信頼関係ではお金を借りられないのです。

そういう場合、金融機関の担当者が別に資料を作成しないといけません。
最近の金融機関はコスト削減のため人員を減らしていますので、担当者はとても多忙です。ノルマもありますので、優先的に貸しやすい決算書を稟議にあげ、それ以外は後回しになります。

先日も融資が通らないという経営者がご紹介でご相談にみえました。
業績は全く悪くありませんが、説明が必要な決算書になっていました。
お客様の決算期を変えて、格付けアップのポイントを押さえた決算書を作成したら融資がすんなり通りました。

そもそも間違ったポイントではいくら頑張っても成果は出ません。
相手に合わせてポイントを確実に押さえることが大切です。

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2012年 7月 25日

◆ 7月号 『選択と集中』

【選択と集中】

不況と言われ久しいですが、こんな時代にもこれから開業される元気な 経営者の方とお会いする機会があります。

開業の動機を聞いてみると「頑張ってお金を稼ぐ」という動機ではなく 「自分らしく仕事をしていきたい」という動機の方が多いようです。

同業者の先輩方に会うと、「厳しい時代に開業するね~。大変だよ。」と うしろ向きな話をされてしまうようですが、「楽なところはどこにもない」 と、リスクを理解してシンプルな経営を実践して利益を出されます。

逆に業歴が長い経営者の多くを見てみると、この様なシンプルな経営が できていないために赤字になっている方が多いと思います。

いつも思うことですが、シンプルではないと儲からないということです。

「パレートの法則」というものがあります。 顧客の20%が利益の80%をもたらす。 人材の20%が80%の売上をあげる。 成果の80%は費やした時間の20%で生み出している。 というように、20%に集中すれば効果が大きいという法則です。

なかなか中小企業の場合、大胆な経営革新はできませんが、単純化を して特定の部門に戦力を集中させることは可能です。

利益を計上するために、戦力をどこに集中するべきかを、再度考えられ 実際に実践されれば、予想外の利益に驚くはずです。

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2012年 7月 25日

◆ 6月号 『第二領域に集中する』

【第二領域に集中する】

昨年の終わりから、弊所事務所内で「7つの習慣」輪読会を毎月開催して います。「7つの習慣」は世界で1000万部以上売れている本です。 「豊かな人生」を送るための基本が詰まっていますが、内容が多くて読書に 慣れていない方には大変なので、みんなで読もうということで始めました。
最近ではクライアントの経営者だけではなく、その奥様も一緒に参加され るようになりました。

その本の中に「第二領域に集中する」という内容があります。

時間の使い方を分類して四つの領域としているのですが、第二領域である 「緊急ではなく重要」なことに自分の時間を集中させろと言っています。

第二領域に行動を集中させると人生が劇的に変わるからです

第二領域の具体的な内容は
・人間関係づくり
・健康管理や体力維持
・準備や計画
・勉強や自己啓発
・品質改善
などになります。

多くの人は「緊急で、重要」な第一領域に日々真面目に取組んでいるので 第二領域の行動を実践する時間がないようです。

どうやったら第二領域へシフトできるかも本に明記されていますので興味 のある方はご一読いただくか、輪読会にぜひご参加ください。

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2012年 7月 25日

◆ 5月号 『デフレ時代の仕事力』

【デフレ時代の仕事力】

縮小社会である最近の傾向として、事業の幅を広げる経営スタイルから 得意な分野のみに選択集中する企業が増えています。

今までやっていた事業を外部に委託するため、結果的にある分野に卓越 したものがあれば、その企業に仕事が集中します。

大企業同士の業務提携であればコストや業務責任などを中心に外部委託 企業を選定されますが、中小企業同士の提携では、経営者が気に入ったと いうようなちょっとした差で選ばれることになります。

アウトソーシングを積極的にされ結果を出されている中小企業の経営者 の方とお話をして、その選定のポイントをいくつかお聞きしました。

・依頼したことが、期限よりもちょっと早くできる
・担当者が不在だった場合にも、すぐに折り返しの連絡がくる
・こちらが少し無理をお願いした場合の対応にも嫌な顔をしない
・問題が起きた時には早めに報告が入る

などでした。

中小企業間の提携は技術的な部分が卓越しているからというのではなく ほんのちょっとした対応の差で仕事が集中するのではないかと思いました。

デフレで価格が下がっている昨今こそ、対応力で差をつけたいですね。

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2012年 7月 25日

◆ 4月号 『東日本大震災』

【東日本大震災】

3月11日に発生しました東日本大震災に被災された皆様におかれまして は、慎んでお見舞い申し上げます。

福島原発事故の復旧作業も厳しい状況が続いているようで、現地で暮らす 皆様のためにも早期の解決が望まれます。

その原発事故による関東圏の電力不足問題で国内経済全体にも大きな影響 が出始めています。

わたくしが住んでいます東海地方もトヨタ自動車の操業停止により、その 下請け製造業の収益悪化が起こっています。

海外メディアも日本の原発事故の状況をかなり悲観的に報道しているため 外国人の労働者も自国に帰国してしまい、労働力不足が供給不足をまねき、 より環境を悪くしています。

大企業の収益悪化が続くと消費が抑えられすべての業種に収益悪化が波及し て行くことが予想されます。

万一のためにも余裕資金を確保しておく必要があります。売上悪化が原因で はなく資金不足で企業は倒産するからです。

いくつか緊急融資制度も出ております。 融資を申し込んでも1か月くらいの時間がかかりますので、兆候が出始める 前に、早め早めの行動をおすすめします。

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2012年 7月 25日

◆ 3月号 『断捨離』

【断捨離】

最近、「断捨離」という考え方が女性を中心に注目されています。

もとはヨガの「断行」、「捨行」、「離行」という考え方を応用しているようで モノにあふれている現代社会で、不要なモノを断ち、捨て、執着から離れて 快適な生活をしようという考え方です。

今年に入って家族で「断捨離」に取り組み、着なくなった洋服、買ってきた けど読んでいない本など、かなりの量を捨てました。

思い切って捨てる作業をすると、いらないものをたくさん買っていたという ことに気づかされ反省しました。

捨てることがいいか悪いかは個人の考え方ですが、モノに執着しないという ことはエコに生活できる要素のひとつだと思いました。

経営においても無駄なモノを買わないシンプル経営を積極的に実践している ところの財務内容が非常にいい、ということが多々あります。

すべて捨てるのではなく、捨てることによって大切なものがクローズアップ される作用もありますので、皆さんもこのブームに乗って「断捨離」を一度 試されてはいかがでしょうか

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2012年 7月 25日

◆ 2月号 『オープンブックマネジメント』

【オープンブックマネジメント】

中小企業のマーケティングや営業戦略というと、そのほとんどがトップ営業ですの で、経営者の個人技で、ほとんどの売上を上げています。

しかし、この不況下の中では大口の売上は元請企業が確保して、下請けまでまわら ないことから、トップ営業では売上が上げられなくなっています。

ただ元請企業では対応できないメンテナンスや、小口で多品種の商品や製品などに 焦点を当てれば、まだまだ売上を上げる余地があります。

こういった時代になると、現場の対応力が売上アップにとってポイントになるので 社員さんたちに頑張ってもらわないといけませんが、いくつかの営業会議に参加し てみると、社員さんたちの発言は「~と思われる。」「だいたい、~である。」という 漠然とした意見が多数になっています。

論議の方向性がつけられないので、どうしようかと途方にくれかけますが、付加価 値ベースでの損益分岐点の数字をお話しすると、だいたい実質現場トップの方は、 目からウロコで「その数字が知りたかったんです。」「採算ラインはもっと高いと思 っていたが、そんな数字でいけるのなら・・・」と、光が見えたりします。

この時代は特に、経営のブラックボックス化がマイナスに働くのだと感じます。

経営の数値を開示する経営手法の「オープンブックマネジメント」まではいかない までも、月々の固定費の総額開示だけで、ずいぶん社員さんたちの考えられる余地 が生まれると思います。

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2012年 7月 25日


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