笑顔を創り出すコミュニケーションへの挑戦 お金に悩まされずワクワク本業に専念できる環境創りをバックアップ

ニュースレター

◆ 9月号 『ロンドンオリンピック』 

                     【ロンドンオリンピック】

 ロンドンオリンピックで日本人選手たちはたくさんの感動を与えてくれました。
連日のワイドショーなどでも取り上げられ、選手たちの功績を讃えています。

 帰国後のインタビュー記事を見ると、多くの選手は次のオリンピックに向けてすぐに練習を再開しています。いつまでに何をする、ということが明確な言葉になっているのです。目標に向けて努力することが人生にとって一番の幸福であることがわかります。

 結果を出せる才能があるから目標ができると思われがちですが、選手たちの多くは挫折や自分の限界を感じる時期を体験しています。その苦しい時期を乗り越える過程で心の限界を外してくれるコーチや仲間に出会っているようです。

 それを体験しているからこそ、メダルを取った選手のインタビューでは感謝の気持や仲間との一体感を口にする選手が多かったのではないでしょうか。

 オリンピックの目標の一つに金メダルを取ることがあります。
何事も1 位を目指すことは絶対必要です。大抵1 位と2 位との差はほんの少ししかありませんが得られる栄誉や報酬は何倍にもなります。

 経済活動も同じで最高を目指すべきだと思います。
 しかしその過程も大切で、周りを犠牲にしながら1 位を目指すか、周りと助けあいながら1 位を目指すかで、人生の幸福には大きな差が出ると感じさせられたロンドンオリンピックでした。

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2012年 9月 11日

◆ 8月号 『言う勇気と受け止める包容力』 

【言う勇気と受け止める包容力】

人間社会のコミュニケーションは言葉で成り立っています。
言わなくても伝わるという事は案外少なく、ちょっとしたことを言い忘れたり、何度も同じ事を言うと嫌がられないかと変な気を遣ったりして、コミュニケーション不足から仕事に支障をきたすことがあります。

私も、どちらかというと何度も同じことを言われたくないタイプです。
これは、自分の行動の遅さを棚に上げ、親から小言をいわれたときに「今やろうと思ったのに言わないで。」と反発していたころのトラウマだと思います(笑)さらに、自分が何度も繰り返されるとイヤなので他人も同じだと思い、自分が嫌われないように何度も言いませんでした。

しかし、ある経営者の方から「わかっていることかもしれないが、それをあえて何度も言葉を発して確認するようにしている。この小さな確認作業が自然にできる風土が仕事の質を向上させるとともに自分の備忘記録となる。」というアドバイスを受けました。

わかっているかもしれないことをあえて言う勇気は必要です。
また、言われた方も、それを受け止める包容力が必要です。
自分には「勇気」も「包容力」も不足していたと深く反省しました。

前提によい人間関係があれば「勇気」や「包容力」も自然と生まれると思います。一歩一歩前進していきたいと思います。

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2012年 8月 9日

◆ 7月号 『仕事の任せ方』

【仕事の任せ方】

歯科医院の先生からパートのスタッフさんが変化を嫌うので困っているという相談を受けました。頑張っている衛生士さんをマネージャーにした途端に管理をされたくないと言い出し、このままでは数人で退職しそうな勢いです。

開業してまだ数年ですが、軌道に乗ってきたため次のステージに行こうという矢先の出来事でした。

変化を嫌うスタッフさんたちは口を揃えて「開業当初の雰囲気が良かった」と言います。管理されたくないというのではなく、本音では、今までのように責任がなく、時間に余裕がある仕事をしたいということだと思います。

人は責任がなく、時間に余裕をもたせた仕事を長期間任されると、無意識に時間に合わせて仕事を組み立ててしまうものです。このような場合、何度も話し合って医院の目標と目的を明確にし、その上でそれぞれの役割を理解してもらうしかないでしょう。

多くの企業は人を教育する仕組みがありません。
仕事量が増えたところで、それに合わせて人材を入れていきます。

将来の変化をイメージして、事前にアナウンスをすることや、個人の目標設定に期限を入れるなどしないと、企業の成長に思わぬところでブレーキをかけられることになるので、注意が必要だと痛感しました。

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2012年 8月 9日

◆ 6月号 『どんな仕事が儲かりますか?』

【どんな仕事が儲かりますか?】

時代が厳しくなると「どんな仕事が儲かりますか?」とよく聞かれます。

そういう時には「一概には言えませんが、当たり前のことをきちんと実践 できている企業の業績がとてもよい気がしますので、どんな仕事もチャンス ではないかと思います。」とお答えします。

不況は支出に対する選択の眼が厳しくなっています。 販売に際しても一度買っていただいた方に次の予約をしていただくこと がありますが、予約をしているにもかかわらず現場で待たされたり、対応 が遅かったりしただけで、お客様はリピートしなくなります。

amazonやマクドナルドなど業績の良い企業は、そういった些細な ところをしっかり押さえています。現代人はそういったサービスを当たり 前に受けているので、ちょっとしたことが不満になりやすいのです。

もちろんamazonやマクドナルドのような資本力は一般的にはない ので、同じようにはできませんが、同業他社よりもほんの少し、お客様の 目線で当たり前のことをきちんと実践することが、勝利への一番の近道で はないかと思います。

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2012年 7月 25日

◆ 5月号 『変化への対応』

【変化への対応】

 ここ最近のニュースレターは「変化の時代」について取り上げていますがお客様と接していると、変化への対応のカタチが3パターンあり、その中のどれかに当てはまっているという気がします。

・ひとつめは、変化を拒むというカタチです。
ご自身の信念やスタイルが明確な方に多く、どんなに変化が起きようともオンリーワンのスタイルを貫きます。コツコツと努力をして、変化も技術で跳ね返すバイタリティを持っています。

・ふたつめは、変化を感じてそれを受け入れ対応するカタチです。
当たり前のように感じますが、変化を受け入れるのは感情的にも大変ですしコストも必要です。過去の自分を捨てさる覚悟をします。

・みっつめは、変化を先取りして変化をする前に対応するカタチです。
これができる経営者は少数派です。
現在の事業に執着はなく、常に先手先手を狙います。もちろん失敗もありますが、失敗した場合、どこまで時間とコストをかけるかという計算をしながら前進します。一見大胆なようですが細心の注意を払います。

それぞれのカタチはありますが、ご自分の変化のカタチを明確にして、この変化の時代を乗り切っていただければと思います。

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2012年 7月 25日

◆ 4月号 『会計事務所の仕事の変化』

【会計事務所の仕事の変化】

 会計事務所の仕事は、お客様の依頼を受け「適正に税務申告業務を遂行する こと」になります。これを今の時代にそのまま言っても当たり前のことに聞こえますが、数十年前は経済成長とともに会社数が増加しているので適正な税務 申告業務をすることだけでお客様が増える時期があったようです。

いままでの業務をしているだけでは時代の変化に乗り遅れてしまう時期が各 業種で訪れていますが、会計事務所も今がその時期ではないかと感じています。

時代の変化により外的環境が変わっているので申告業務が出来るというだけ ではお客様から選ばれないようになってきました。

具体的な仕事の内容について言えば、今までの適正な税務申告業務は1/3 お客様に対し悩みを聞いて解決に向け迅速に対応すること、大きな決断をする 場合、裏付けある数値を示して決断の後押しをすることなどの対応力が1/3 お客様が気づかない視点を気づかせてあげる提案力が1/3 と求められることが多様になってきました。

正しさがニーズのすべてだったその仕事も、お客様にとっては1/3でしか ないので、プラスαで「ワクワク感」や「お客様にとってためになる気づき」を 提供していけるような会計事務所になれるように事務所全体で頑張っていきたい と思っています。

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2012年 7月 25日

◆ 3月号 『どんぶり勘定』

【どんぶり勘定】

 お客様からの会計事務所に対するニーズが多様化しています。 デフレで客単価が下がっている昨今では経費の節約だけではなかなか 対応できないと感じている方が増えていると思います。

融資の相談は上位になりますが、その次にある相談は収支のバランス を知りたいという事です、昔からよく言われる「勘定合って銭足らず」 にある通り、売上は上げて利益も増えていると思うが、お金がなぜか 残らないと感じているのではないでしょうか。

借入金の返済や設備投資資金などは経費にならないので、企業の損益 は黒字になっていますが、実際のお金は残らないというのが現実です。

なにを改善していけばお金が残るか、またお金を残して何に再投資を すれば収益がよくなるのかという優先順位を見ていくことが大切です。

単純に売上をあげればなんとかなる、というどんぶり勘定ではデフレ の荒波を乗り切るには、すこし不安定ではないでしょうか。

また、会社ではなく個人のファイナンシャルプランのニーズも増えて きています。国の財政も不安定で老後の資金が心配という方が増えて いる表れだと思います。当方ではそういったサービスも対応していま すので、お気軽にご相談ください。

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2012年 7月 25日

◆ 2月号 『確定申告の傾向』

【確定申告の傾向】

 確定申告の時期がきました。
会計事務所の繁忙期になりますが、これは一般の事業をされている方の 申告のほかに不動産賃貸業をされている方の申告や、不動産を売却した 方の申告時期は同じなので、まとめて申告になることも一因です。

不動産売却に関する優遇税制は知らずに申告してしまうと、税務署から は何も言ってもらえませんので、余分な税金を払うことになります。 不動産売却については専門家に相談したほうが間違いないと思います。

毎年、不動産賃貸業の申告をご依頼いただける方々の中に90歳近い方 がみえます。いつも資料をきっちり作成されてご夫婦で事務所にお越し いただいています。元気なお顔にお会いできることがとても楽しみです。

最近の傾向で不動産賃貸業の方にサラリーマンオーナーの方が増えてき ています。親の代からの資産を相続した方や、独力で不動産オーナーに なられた方などいろいろな方がみえます。

サラリーマンでダブルインカムの若いご夫婦にも、収益不動産があると 金融機関も、かなり大きな金額を融資するのだと驚かされます。

今後もサラリーマンオーナーはさらに増えていくと感じます。
まさに時代の流れですね。

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2012年 7月 25日

◆ 1月号 『思いこみの弊害』

【思いこみの弊害】

新しい年になりました。 今年もまだまだ激変の時代になっていくと思いますが皆さんはどうお考え でしょうか。

時代の変化を理解しているものの、マイナスの思いこみがじゃまをして、 あと一歩を踏み出すことの出来ない経営者のお話をよくお聞きして、本当に やりたい経営スタイルで時代にマッチした方向にすすんでもらえるように、 経営者やその従業員さんと一緒に考えていこう、と事務所内で話合いました。

不況もこれだけ長く続くと、これを当たり前と考えなくてはいけません。 業務プロセスの改善よりも、心の中の思い込みや感情をコントロールでき ている経営者や企業が、こういった時代にうまく対応できていると感じます。

経営には資金繰りや社員さんとのコミュニケーションなど多岐にわたり 悩みがあると思いますが、困難を一緒に解決していけるパートナーとして より会計事務所の役割が重要になっていく年だと考えております。

この1年も気を引き締め、事務所スタッフ一同で皆様の経営のサポート をしていきたいと思います。

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2012年 7月 25日

◆ 12月号 『変化はコストのかからないところから』

【変化はコストのかからないところから】

 今年は、いろいろな分野で既存システムが崩壊しはじめた1年だった と感じます。

時代にマッチしたシステムを構築しはじめた企業にとっては追い風で あり、今までのシステムにしがみつき、外部に不満をもらして行動でき なかった企業にとっては逆風の年になっています。

変化の対応にうまくいっている企業をよくみると「手間をかける」と いうところからはじめています。

この時代はコストに敏感で選択肢を多く持つお客様に選んでいただく ため、他と違う特徴が必要になります。

その特徴とは、どうしたらお役にたてるのかを考え、マニュアルや仕 組みをこえた対応、つまり「お客様のためにわざわざ手間をかける」と いうことではないかと思います。

「手間をかける」ということでお客様ともコミュニケーションが生まれ 結果的に、お客様から期待を持たれる企業になります。

ここに打開策のヒントがあるかもしれません。

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2012年 7月 25日


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